現代人の食生活において
無意識のうちに食べている習慣は
健康面において大きな影響を与えます
一口に「無意識」といっても
その種類は様々です
ここでは、主に以下の3つに分類して
それぞれの習慣が体に与える影響と
改善策について解説します
1. ながら食べ
テレビやスマートフォンを見ながら
あるいは仕事中に食べるながら食べは
早食いや食べ過ぎの原因となります
早食いは、満腹感を感じる前に
食べ過ぎてしまうだけでなく
消化不良にもつながります
また、ながら食べでは、食べ物の味
量を把握しにくいため
必要な栄養素を十分に摂取
できていない可能性もあります
改善策
食事中は、テレビやスマートフォンなどの
誘惑を断ち、食べることに集中しましょう
一口ずつよく噛んで
ゆっくりと食べるようにしましょう
家族や友人と一緒におしゃべり
しながら楽しく食べるのも良いでしょう
2. ストレス食い
イライラや不安などのストレスを感じると
脳はドーパミンやセロトニンなどの
神経伝達物質を放出し
一時的に幸福感を得ることができます
これが、ストレス食いのメカニズムです
しかし、ストレス食いによって得られる
幸福感は一時的なものであり
根本的なストレス解決にはなりません
また、ストレス食いによって
高カロリー・高脂肪な食品を過剰に
摂取してしまうことも多く
肥満や生活習慣病のリスクを高めてしまいます
改善策
ストレス解消法を見つけることが重要です
運動、音楽鑑賞、読書など
自分がリラックスできる方法を見つけましょう
イライラを感じたら深呼吸
瞑想などをして心を落ち着かせましょう
どうしても食べたい場合は
野菜や果物など、ヘルシーな間食を選びましょう
3. 習慣的なジャンクフード
忙しい現代社会において
手軽に食べられるジャンクフードに
頼ってしまうことは少なくありません
しかし、ジャンクフードはカロリーが高く
栄養素が偏っているため、健康を損なう原因となります
改善策
自炊をする時間を確保しましょう。
食材宅配サービスなどを利用するのも有効です。
休日は、外食ではなく
家でゆっくりと食事を楽しむのも良いでしょう
まとめ
食事の無意識の習慣は
私たちの健康に大きな影響を与えます
今回紹介した3つの習慣以外にも
自分に当てはまる無意識の習慣がないか
振り返ってみることも大切です
意識的に食習慣を見直し
健康的な食生活を心がけましょう